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車両技術本部
第1材料技術部 燃料・油剤室 主担当員 |
| 1962年生まれ。大学院機械工学専攻修士課程を修了した’88年、石油会社に入社。新事業研究開発とその市場開拓に5年、研究所で自動車燃料の研究開発に7年従事した後、工場の企画管理部署に異動。2001年7月、トヨタ自動車に転職。まずは東富士研究所にて2年半、燃料の観点から先行エンジンの開発に携わる。2004年1月より第1材料技術部 燃料・油剤室に移り、現在、バイオ燃料をはじめとする将来燃料の研究を行っている。 |
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「安全」と「環境」という自動車会社にとって最大の命題を達成するために必須となるのが材料技術の進歩である。トヨタ自動車内でそれを担う部署が材料技術部だ。扱う材料は、金属、ゴム、樹脂、塗料、燃料など幅広い。
「材料技術は、車の開発から生産、リサイクルに至るまで、あらゆる段階に関わってきます。また、例えばエンジン部門が新材料を使って開発を行うには、材料技術部が先だって材料を準備しておかなくてはなりませんので、10年先、20年先を見据えた技術開発が必要です」
鶴谷は現在、材料技術部の燃料・油剤室にて主に将来燃料の研究業務に携わっている。
「現在、自動車の燃料に使われている石油は有限です。そこで、それをいかにうまく使うか、もしくは石油に替わるエネルギーはないか研究するのがミッションになります。トヨタは世界中で車を販売していますので、各国で用いられている燃料について情報を収集し、対応していくことが必要。一方で、それらの燃料が本当に適切か検証することも欠かせません」
とりわけ今、世界的に注目が高まっているのが植物由来のバイオ燃料だ。サトウキビやトウモロコシなどから作られるエタノールがその代表。米国ではガソリンにエタノールを10%混合した燃料が一般的に用いられているし、ブラジルではガソリンでもエタノールでも走る「フレックス車」が普及している。欧州でも菜種油などから作られる「バイオディーゼル」の利用が拡大中だ。
「バイオ燃料についても、『どう使えば車にとって最も有効か』を考えなくてはなりません。いかにして今の車の利便性を維持しつつ環境にやさしい燃料を実現するか、という観点から調査研究を進めています」 |
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ラボにはトヨタ自動車が車を販売している国の全ての燃料がサンプリングされており、それをベースに研究を行う。燃料メーカーや大学との共同研究を行うこともしばしば。また、各国でバイオ燃料などがどう作られ、どう使われているのか現地現物で確認するために海外へ調査に出向いたりもする。
「燃料は環境問題に直結します。トヨタにとっても、社会にとっても大切な環境問題に、自分の研究が関係しているという意味でやりがいは大きいですね」と語る鶴谷。今後の自らの研究における目標も明確だ。「現在は『今ある燃料に対応する』という形でエンジンの開発が進められています。これに対し、画期的な燃料を生み出すことで、『この燃料の基礎燃焼特性はこうなるので、これに対応するエンジンは設計できないか』と燃料側から提案できるようにしたい。それが実現したらエンジニアとして最高ですね。トヨタでは、トップからの指示が瞬く間に社内に浸透する一方で、ボトムアップも大切にしており、提案したことを実現できる可能性が高いと感じています。さらに部署間のヨコの連携も強く、部署の垣根を越えて必要に応じて最適な人材がただちに集まる。こうした環境を活かしてぜひ、実現したいと思います」 |
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| ■アルコールなど各種燃料 |
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| ■ブラジル市場調査時の写真(サトウキビ畑) |
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| 募集職種 |
主な配属分野・部署 |
| 材料の技術開発 |
材料技術分野 |
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| このエンジニアのプロフィールと仕事内容は2006年取材当時のものです。 |
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