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| 車に対するお客様のニーズや社会的要請が時代と共に大きく変化する日本市場。その市場へ常に新しい価値を提供し、お客様に最高の満足を提供していくことが「国内営業」のミッションです。そしてこの活動こそが、トヨタのグローバルな挑戦の原点と言えます。ここでは、世界で最もチャレンジングな市場に挑戦するトヨタのビジネスパーソンたちの活躍ぶりをご紹介します。 |
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コンセプト立案から車づくりに携わる、いわゆる「商品企画」の仕事をしているのが国内企画部です。世の中のニーズから、どんな車を作るべきかというコンセプトを立て、パッケージ(商品ラインナップ)や仕様を企画し、市場へ送り出す仕事です。
入社3年目に任されたのは、マークIIの後継車「マークX」の商品企画でした。
マークIIといえば、最も認知されたトヨタ車のひとつで、36年という伝統を持ち、今でも多くの方に愛用されている車です。しかし、セダン離れが進む中、販売台数は年々減っていました。そういう市場環境の中、「一体どんな車をつくればいいのか?」ということを検討しました。社内での密な議論の結果に見出した方向性は、全てを原点から見直し、多くの方の憧れとなる車を作り上げる、ということでした。
エンジンやトランスミッション等の性能面だけでなく、内装やカラー等のデザイン面も見直され、真に魅力的なものが作り上げられていきました。ネーミングについても、当然議論の対象になりました。全く新しい車名にすべきか、それともマークUの名を継承するのか。私は、ネーミングについての様々な書籍を読破し、ここは大胆に車名を変更すべきではないか?という考えを各部署に説いていきました。連日連夜、関係部署との議論は発売の間際まで続きました。混迷を極める議論の中で私の心に強く響いた言葉は、「刷新は必要だが、改革を急ぎすぎるとお客様を突き放してしまう。今、必要なのは一歩ずつ確かに登っていくことではないか。」
この言葉で私は、車名にこだわるのではなく、市場への変革、つまり「セダンの復興」を成し遂げるという「本来の目的」に立ち返ることができました。そして、長い伝統を持つマークIIを引き継ぐ車名として、未知の可能性を意味する“X”の文字を冠した「マークX」を発表したのです。
現在私は、グローバル車種の国内企画に携わっています。マークUで経験した、「新しい価値の創出」に必要な考え方や行動を活かし、世界の先駆けとなる斬新な車づくりに挑戦したいと思います。
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トヨタは国内で5系統の販売チャネルを有しています。その一つであるカローラ店系列の販売店をメーカーの立場から支援するのが、カローラ店営業本部の仕事です。その中で私は「車種担当」として、担当するいくつかの車種に対して開発時点から携わり、販売促進、生産調整等様々な面から販売店の支援を行っています。
入社1年目で任された車種はカローラスパシオとカローラワゴンでした。目標販売台数、月1万5000台と聞かされたときには、さすがに仕事の大きさを実感しましたが、こうした厳しい環境は決して嫌ではありませんでした。元々私がトヨタに入社したのは、「No.1の会社で自分自身を磨きたい」と思ったからでしたし、厳しい状況の中で少しずつ自分が成長できたことをむしろ嬉しく思っています。
2年3年と経験を積むうちに、自分なりのアイデアを出せるようになってきました。例えば車の色の問題。多くの場合、お客様はカタログから色を選ぶことになりますが、実際の商品を見て決めたいという気持ちも当然あると思いました。そこで、実車と同じ塗装を施した1/10サイズの模型を店舗に置くことを思いついたのです。問題はかなりの費用がかかること。思い切って上司に提案したところ、意外にも簡単に承諾を得る事ができたのです。トヨタではどんなに若い社員の意見でも、優れた提案なら積極的に取り入れてもらえる風土があります。大事なのは今のやり方に疑問を持つこと、そして疑問を持ったらどんどん提案することだと、その時実感しました。この模型は最初、試験的に2店舗に導入したのですが、今では全国のカローラ店1300店のうち、およそ1000店で採用されています。
現在、トヨタでは自動車販売手法が全社的な課題となっています。国内の新車市場が成熟した今、更に売上げを伸ばすためには、営業スタッフがお客様のお宅を訪ねる「訪問型」営業から、お客様へ店舗に足を運んでいただく「店舗型」へと変革が求められています。これまでのスタッフの意識をも変える大きな改革ですから、簡単にはいかないでしょう。しかし、私はトヨタの新しい販売のあり方を全国のカローラ店の仲間と共に作り上げていきたいと思います。
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