TOYOTA

Positive Action

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ダイバーシティヘの取り組みDiversity

メッセージ

トヨタは情熱を持って
働こうとする人を、
全力で支援します。

斎藤 万里人材開発部 海外労政室 室長

キャリアを積んで、輝ける仕組み

トヨタのダイバーシティ推進の考え方は、33万人の従業員一人一人が個性やそれぞれの視点を活かしながら、もっといいクルマをつくることで、自動車メーカーとしての競争力を高めるというところにあります。そのために、環境や意識をマネジメントし、自己実現の場を整備しています。つまり根底にあるのは、「ものづくりは人づくり」の精神だといえます。

その具体的な対策として、2002年にダイバーシティプロジェクトを発足し、時短や在宅勤務の制度、託児所を整備しました。これらは、女性が出産や育児によって仕事をあきらめずに続けられる環境づくりを行うという考え方を基盤としています。2014年には、さらにこの考え方を発展させ、より大きな価値を生むために頑張りたい女性を支援するため、終日在宅勤務や早期復職者に対する保育費用補助といった制度を充実させました。

また、トヨタには「キャリア・カムバック制度(再雇用制度)」という、配偶者の転勤などで一旦退職した社員へ再就職の機会を付与するという制度もあります。更には2019年から、配偶者の転勤などで一旦退職した社員に対し、海外赴任地における「就労・キャリア継続」の機会を検討する「海外転勤帯同者のキャリア継続支援制度」を導入しております。

このように、意欲ある女性が途切れなくキャリアを積み、輝ける仕組みをつくったことで、そこで活躍できる女性が増えたと同時に、その姿を見た他の女性たちがモチベーションを高めていける、そんな良好なサイクルが生まれています。

写真:斎藤 万里

制度が活用される風土へ

一方で、単に制度をつくるだけでなく、制度がうまく活用される風土をつくるために、さまざまな理解・推進活動も積極的に行っています。例えば、オフィスワーカー、ラインで働くメンバー問わず、女性活躍促進を進めるためのキャリア研修を導入しております。女性社員やその上司を対象に、「自分がどういうキャリアを築きたいかの検討」およびキャリアサポートの土台となる信頼関係構築・コミュニケーション研修を実施しています。

また、産育休を取得する社員の方には、「産休前セミナー」の受講と妊娠~復職後まで一貫した上司との話し合い・サポート充実のため、「キャリアプランシート」の作成を推奨しております。「産休前セミナー」では、キャリア研修と先輩社員との座談会を実施し、今後、仕事と育児の両立をするための不安払拭・イメージ喚起の場となっております。「キャリアプランシート」は「育休からの復職前に、上司から温かいお言葉を頂き、不安が軽減された」「上司としても、部下の状況が分からないまま勝手な配慮をするのではなく、本人と直接話をし、どんなサポートが必要か、今後どんな成長・経験を望んでいるのかを話すいい機会となっている」という声を頂いております。

さらに、女性向け座談会やSNSを活用した女性同士のネットワークづくりの支援も好評です。社内の管理職女性をロールモデルに招いての座談会では、毎回ロールモデルとなりうる女性社員に、キャリアや仕事と出産・育児の両立などについて経験を語っていただいていますが、「悩んでいるのは自分だけじゃないと知って勇気が湧いた」、「自分のキャリアに対する考え方が変わった」、「強い意志があれば困難は乗り越えられるのだと奮い立たされた」など、多くの意欲ある声が寄せられています。

これからもトヨタは支援し続けていく

今後は、女性に偏りがちな育児に、夫である男性社員にもこれまで以上に参加してもらえるような仕組み・風土づくりの推進や、子育て支援策の拡充などにより、早期復職をより後押しすることを目指していきます。早期復職には、キャリア意識の刺激も必要です。そのため、制度づくりと風土づくりを一体的に行っていくつもりです。

トヨタは女性一人一人の「働きたい」という意欲が高い会社。周りにモデルとなる例が少なくても、度胸と気概とで道を切り拓いてくれた先輩方のおかげで今があります。制度や人事ができることは、あくまで後押しまで。女性社員にはさらなる活躍を目指し、キャリアをどんどん積もうというメッセージを発信していきたいですね。

私自身、トヨタは性別に関係なく、人を長きに渡って育てようとする風土がある会社だと感じています。だからこそ、私たちダイバーシティ推進担当者は、これからも、仕事をしたい人・情熱ある人をさまざまな制度・施策で支援するという気持ちで、よりよいあり方を模索し続けていきたいと考えています。

※所属は、インタビュー当時のものです。

トヨタ従業員の状況

グラフ:女性管理職の人数(単体)と女性の勤続年数(単体)